「伝言186」

 

アヌの伝言

ときとしてそれは何なりと進みゆくが
力の限りつくしても
それはどうにもならない
故に人は人を滅ぼし
はたまた文化の革命の生き死にさえ
葬られる
一から順番に数えたとしても
それはとうてい結論には届かぬ
取締りの中に油断をみせて
おのずから持ち続けた力を
これ見よがしにみせつけても
それは何の役にも立たぬ
時々、みせるがよい
信じぬ人間を信じさせようとせず
流れに任せること

アヌのヌのイのナのハナのニ

いま一度語られるときがこよう
その時まで待ちなさい
あわてても何の役にも立たず
誰の身にもならぬ

けむり けむる くむらん

2015/10/08 (木) 17:27

 

 

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