「伝言181」

 

なるようにしかならぬものに
くよくよしても仕方なかろう

暁の海に舟を浮かべ
しばし待たれよ
舟は出るべきときに出る
いくら打ち出の小づちを打ち鳴らしても
それは叶わぬ願い

身を以て呈すれば
それはおのずと神のハタラキに似て
幾通りのハタラキができるであろう
だからといってそれは
華々しく咲き誇るものでもなく
ひたすら水面下に咲く花のように
時おり、人の目をひくだけである

何を以て神となし
何を以て我が身を呈するか
それはおのずと・・・・・

2015/08/06 (木) 17:35

 

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