「伝言147」

 

春に泣く
秋に咲かせて春に泣く

アキアキアキアキラメヨ

夢のまた夢
その夢のはかりしれぬこと
それは息づきながら
見事はねられて
君に戻ってくる
秋に咲かせて春に刈り取る
冬に埋もれた魂は
夏につまづきながら
やがて水に入る

今いちど、君に伝える
わが君のはるかかなたの地平線
我は君に逢いたし
わが君よ
砂塵が舞う地で君を待つ
我に君のそのひとしずくの水を与えよ

2014/10/04 (土)

 

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