沖縄のやさしい空 3月14日 futagoさんからのお便りです


メール配信、相変わらずサボっていてゴメンナサイ。
ブログは一応毎日書いてはいるのですが、ニュースブログになってますね。

そろそろ何か書かなくては、ともたもたしてたら
futagoさんからのお便りが届きましたので、先にこちらを紹介します。
以下、futagoさんより


●まゆみさんへ

雑談です。

雑談なので、結構だらだら書いてしまいました。

今日、録画していた、tvを見たのをきっかけに、
ここ数年、私が感じていたことで、まとまって、想念が
出て来たことを書きます。

(まとまってとは、整理されてという意味ではなく、
 ポコポコと出て来たという感じなので、
 このメールで書くことも整理はされてません)

その番組は海外でJAPAN COOLと言われて来たアニメを話題に
構成された番組の再放送です。

「ものづくり、の日本は衰退し、中国や韓国が台頭、または越えて来た。
日本人は、その、ものづくりにこだわっているが、
今、世界は、日本のクリエイティブに注目してきている。」

というような話がアニメを題材に出て来ました。

これは、私もここ数年、感じていたことに近かったので、
おもしろいなと思いました。

私が感じていたのは、

美、や芸術、創造性(クリエイティビティ)、ポップカルチャー、
が、日本から(日本の個人とかから)発信されている。

それは、アニメに限らず、
映画、映画監督、映画の脚本題材、
音楽、原宿からの文化発信、
ファッション、食文化、
最近のフィギュアスケート、や冬季五輪
建築、フィギア(玩食などの)
海外で活躍するスポーツ選手
などなど、

何か、意図をもって作られた国家的な背景ではなく、
個人のこれがしたいと言う、より自由な精神から生まれる意志、
ある意味での仕事というより、遊びを仕事にしたというような、

私はこれが表現したい。こう表現したい。

という、遊戯、創造、クリエイティビティ

また、そうした分野でなくても、海外で活動する個人。

何か生き生きとした精神の発信

それが、最近の日本で、おもしろいなと思っていました。

ものづくりは決してよくないとは思いません。ただ、
戦後復興からバブル前までの過去のものづくりの幻影ではなく、
より創造的な現代の日本でのものづくりには、おもしろいとも思います。
日本での、というのは海外で活躍する日本人を含みます。

虚構のマネーゲーム的政治経済や、社会世相の荒れも、
現代の日本では肯定できかねない部分もあるかもしれません。

でも、個人が発信する、活き活きとした、
精神の発信は、結構、いけてると感じてました。

クリエイティブなことがおもしろいと言っても、
日本が実、農業や海産、山河や、その他の基盤も失っているのは
肯定しませんが。

それはさておき、

例えば、
金メダルを取った、フィギュアスケートは、
メダルが取りたいではなく、フィギュアの美しさを表現したい、
採点方法を変えるような滑りをしたい、
と言った荒川選手が取りました。

イチローも独自の美学があります。

話はそれますが、日本の冬季五輪。

五輪で、日本は、4年に一度、応援するけど、支援しない。

国家的支援も、民間の支援も無いか、少ないか、
競技人口や、人気スポーツで賞金が出るとかの海外事情と違うのに、
どうして、こんなにたくさんの競技に、ほとんど個人の力で
参加し、結構いいところに行ってしまう。
そして、一人一人、一グループごとに物語りがある。

メダル奪取に国家が特化した種目に集中して支援している国とかより、
メダルが無くても、日本選手は結構よかったです。

冬季五輪は、
ちょうど日本のおもしろい個人や団体の動きが、
縮図のように似ているように見えました。

冬季は自然破壊や一部の国に限られていたり、
五輪自体も企業との密着など、
全面肯定できるものでもないところはあるかもしれませんが、
ここではその話はさておき、

ちょっと、それぞれの国の意識や状況や力などを反映している
点もあり、興味深いです。

アフリカでエイズを題材にして歌で大ヒットしているボランティアの青年とか。

日本は、
海外でかなり、悪いことをしたり、知らずに悪影響を与えたり、
国力の低下や老化もあるかもしれませんが、
結構、あちこちで、日本人がおもしろいことしてるなとも
思います。

こうしたことは、
過去の歴史の中でも、日本人の中に、いたようですが。

蛇足です、
アニメもマンガも玩食も誰もが楽しめるものですが、
貴族芸術だった、ヨーロッパに比べ、
浮世絵が江戸時代、やはりだれでも楽しめるものだった、
というのも、何か、日本の特徴としてあるように感じます。

映画でも、
国家戦略、大資本の戦略など、で拡大する、
韓国やハリウッド的なものではない、個人から発信されるもの。

それらは、日本の一つの特徴かも知れませんね。

下手をすると、
第二次世界大戦に突っ走った、国家展望の無さや、
国家的規模の組織力のなさ、
大きな視点のない経済界の動きなど作り、
今も見られることですが、

そこは気をつけるとしても。

アニメでもうひとつ、
サブカルチャーと日本で認識されてたものが、海外で認められる。

これもよくありますね。

日本の権威や、主流というところから外れたところで、
結構、おもしろいものがある。

遊び心が基盤なのでしょうか、
幼稚園児に作るお母さんのかわいい弁当と
ホンダの作ったロボットとかは、
似た所から出て来ているような気がします。

また、本気で遊んでしまうところもありますね。

相当、ばらけた文章ですね。以上、雑談でした。

futago




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