沖縄のやさしい空 12月15日 お便りです


●まゆみさんへ

『目の前の贈りもの』
昨夜、受け取りました。

ごめんなさい。
最初の配達時に、ドタバタしていて、
受け取る気持ちになれませんでした。
だけど、もっと早く受け取れたのだけど、
すっごくプレッシャーと感じたのです。
手にとって、ちゃんと読めるだろうか、
ちゃんと理解出来るだろうか…
とても自信がありませんでした。

昨夜は、落ち着いて受け取ることが出来ました。
でも、直ぐには開封出来ませんでした。
夕方、息子と気持ちがギクシャクしてしまい、
お互いの気持ちを伝え合って、
息子が安心して寝てから、開きました。

まゆみさんのお手紙、うれしかったです。
わたしの方が、「どうもありがとう」なのに。
手にとって、まず撫でました。
開く前に、何度も撫でました。
よく来てくれました…そんな、ありがたい気持ちでした。

ゆっくり、ゆっくり読ませてもらいました。

「癒し」という言葉が、盛んに使われるようになっていますが
…どうやっても癒されず。他人事の様に、CDの音楽も本の言葉
も通り過ぎていました。

ざっと読むことは出来ませんでした。
読んだり、眺めたり、撫でたり、しばらく時間が過ぎました。
最後のページまで読んで、寝ている娘のお布団の下にそっと入
れました。とても寝相が悪いので、枕の下だと本が傷付いては
行けないと思ったので。
今朝、娘が不思議なことを言いました。目覚まし時計が鳴って
いるのに、目覚めなかった娘の部屋の電気を点けると、直ぐに
目を覚ましました。そのことを…
「ママは起こしに来た?」
「ただ、電気を点けただけだよ」
「そうなの?誰かに起こされた様だけど、自分で目が覚めたよ
うな気もするの。とてもスッと目が覚めた」
確かに、睡眠時間はとても短いけれど、スッキリした顔をして
いました。
もしかすると、わたし自身がスッキリしているから、本当の娘
の表情を見ることが出来たのかもしれないと思いました。
息子も、その後、自分から明るく「おはよう!」と起きて来ま
した。
朝、こんな感じだということが、
気持ちの表れだと思い、お知らせさせてもらいます。

では、長くなりました。


●まゆみさん
 
絵本とCDの誕生、そしてまゆみさんのお誕生日。
(日付、変わっちゃいましたけど)
おめでとうございます!

さてさて、ずいぶんとご無沙汰してしまいましたが元気です。
 
ヨガを始めてからいつの間にか2年が経ちました。
始めは何となく健康のため、くらいに思っていましたが、
今となっては心身のバランスを保つためにとても大切なものになっています。
 
とはいっても、ここ数ヶ月間、私にしては珍しく、些細なきっかけで
バランスを崩してひどく落ち込むことが多々ありました。
上がっては落ち、の連続を自分で断ち切ることができたのは、
最近あることに気付き、実行してからです。
自分に必要だと思い込んでしがみついていたものが、
実はもう不要なもので、手放すべきだと。
気付いてから手放すのにも随分と時間とエネルギーを要しました。
ようやく手放すことができてわかったことは、昔は確かに必要だったけれど、
今の自分には完全に不要なものだった、ということです。
まるで、部屋に何年も置きっぱなしだった粗大ごみを捨てたような、
自分の中にきれいなスペースが生まれたような感覚を味わっています。

まゆみさんのブログ、ちょくちょくのぞかせてもらっています。
最近印象的だったのはお肉の話。
私も何となく肉食をやめてみてから1年以上になりますが、
焦りやイライラが減ったと実感しています。
我慢しなきゃ、と思ったことはなく、
食べたくなったらいつでも食べよう、といつも思っていますが
結局一切必要としていないので、
ごくたまにお祝いの席でほんの少しだけ頂く程度です。
ただ何となく食べないでいただけでしたが、
昔は動物たちの苦しみや悲しみを食べていたことを思うと、心が痛みますね。
「ミュータント・メッセージ」で、
「自分たちに本当に肉食が必要なときは、動物が自ら身を捧げてきたときだけだ。」
(言い回しがちがったかもしれないけど)、
といった内容が書かれていたのが思い出されます。
 
昨日のブログで「すべてはつながっている」、久しぶりに目にして、涙が出ました。
このタイミングでこの文章とまた出会えたことに感謝します。




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