沖縄のやさしい空 9月14日 自由とは!へのお便りです

昨日のメール配信、”自由とは!”のお便りを紹介します。以下。

●上映会、まゆみさんの頭痛などが、問題アリ。のサインだったかもしれないけど、
まゆみさんのパワーのこもった上映会だったから、いいものを生み出したと思います。
まゆさんの詩の朗読が、多くの人の心に届いてますよ。

私にとっては、貴重で、幸せな2日間でした。
いろんなところに気づきが隠されていて、父だけでなく、私もひっくりかえりました。
感謝してます。

自由についてのやりとり。
考えさせられました。ヒントを頼りにがんばります。
絶妙なヒントのせいか、考えてるのは頭だけじゃない。

深いところからの真実の声
まゆみさんの表現は、すてきです。


●まゆみさんへ
メールを拝見して複雑な気持ちになりました。
「自由」が大事といいながら、
どうして、自由のために不自由もやむを得ないと、不自由を強制するのかなと。
複雑な気持ちになったのは、まゆみさんのメールに登場する
●●さんの考え方、言い方って、私自身にも同じところがあると思ったからです。
なぜ、人を支配したり、親しい人を束縛しようとするのだろう?
そうして得られた関係は、実にはかないものだと思います。

まゆみさんのメールを読んで一つ思い出したことがあります。
組織についてです。
組織というとピラミッド型(上下関係)のものを私は想像していましたが、
野生動物の世界ではピラミッド型とは違う別の形の組織があるようです。
上下というより、平行関係の組織です。

草をはんでいるシマウマの群れがあります。
風下にはライオンがじりじりと間合いを詰めてきています。
シマウマに、外敵から群れを守る見張り役がいるのかどうか定かではありませんが、
はっきりしているのは、ライオンに気づいたシマウマが隣のシマウマに「やばいライオンだ」
と伝える。すると隣のシマウマが「逃げろライオンだ」とさらに隣に伝え、隣、隣へと
危険情報を伝えていく。そうやって、いち早く外敵から逃れ群れを守るんだそうです。

野生生物の世界は情報は上下に行き交うというよりも、平行に伝わっていく。
強制や束縛ではなく、共感でつながっている緩やか集まり。
そのことを教えてくれた大学の教授は、
「気づいた者が隣に伝えていく」ことが大切だと言ってました。

まゆみさん、00年の映画「ペイ・フォワード(pay it forward)」を観てませんか?
ひとりの少年のアイデアが世界を変えるというストーリー。
他人から受けた厚意をその人に返すのではなく、まわりにいる3人に贈っていく。
そうすれば、一つの厚意が無限に広がっていく。

暴力(=強制や束縛)によっては世界は変わらない。
そのことを言っている映画にも思えました。
うまく説明できませんが、まゆみさんがメールの中で伝えたかったのは、そのことかなと思いました。


●自由。
普通それを意識して行動する、ということはあまり無いように思います。
束縛されるとか、されないとかって言う発想が僕にはありません。
かと言って、人に言われたとおりにやる、と言うことも、無い。
大人になってからは(?)特に。
これは社会や人に、反発していると言うわけではありません。
とりあえず自分で工夫してみる、と言うことです。
その上で、セオリーに従うと言うのは、間々あります。
とは言え、あまり考えずに必要なことはする、不必要ならやらない、と言う行動が多いですね。
もっと端的に、イヤならやめてしまうとか。
まぁこれらは、会社勤めでは無いから、言ってられることかもしれません。



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