沖縄のやさしい空 12月20日 ああ、コザは素敵!
土曜日、友人と久しぶりにコザへ。
一時はここに住もうかと思ったこともある、
個性的で異国情緒たっぷりの町。
「イルミネーションが那覇とは違うね。」
そんなこと話しながら目的地の近くで駐車。
FMコザを目指しながら歩いていると、
先ほどまでとは違った深いブルーのイルミネーションが見えてくる。
前方から、ジャズの生演奏が聞こえてくる。
思わず「ああ、やっぱり、コザはいいなあ。」
「あ、こんなところにサバニショップがあるよ!」
生演奏に後ろ髪を引かれながら、用件を済ませに2階に上がる。
演奏を聴きながら用件を済ませ、降りてきたときには終了していた。
FMコザってカッコいい。
沖縄が好きな人は、那覇ではなくコザに住むんだろうなあ、ってつくづく。
一度行ってみたかった、su-su-soon を見つけて晩ごはん。
可愛いお店だった。
内地からやってきた人がオーナーで、
何とか?という制度の支援をもらって開業したお店。
どうしてか、カフェが好き。
車に乗って走り始めたら、お腹が足りないのか、名残惜しいのか、
なにか食べたくなり、先ほどのFMコザまで戻ると、
パーラーの外には10人くらいの人が飲んだり食べたり、
ほとんど内地からの人みたい。
みんなコザが大好きみたい。
たこ焼きとおでんを食べていたら、
白髪交じりの長髪を束ねた長身の男性(内地の人)が声をかけてきた。
「どこから来たの?ここは差別なんて全然ないんだよ。
この通りをブルースとジャズの通りにしようと思ってるんだよ。
向こうの通りはロック街で、60年、70年頃のロック演奏をしているお店があってね、
すごくいいから一緒に行かない?」
何度も声をかけられ、
「じゃあ、ちょっとお店を覗くだけなら」
ということで、ちょこっと行ってきました。
町は土曜の夜とあって、体の大きな米軍らしきひとがいっぱいで、
ちょっと怖い感じもあったけど、コザならではの独特の雰囲気。
本当にここは日本?
そのお店は、金と土の夜のみの営業で、店内は米軍の人で満席。
お腹に響く大音響のロック。
まるで見知らぬ国にいるような不思議な感覚で、映画を見ているかのよう。
誘ってくれた人には悪いけど、時間が遅かったのでまもなく店外へ。
時々、コザに遊びに行こう!
ああ、コザは素敵。
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