沖縄のやさしい空 10月28日 まるで誕生のよう・・・


土砂崩れに巻き込まれた母子3人の、優太君が助け出された瞬間の映像、
レスキュー隊の人が優太君を岩の間から連れ出して抱きかかえるシーン。
まるで、赤ちゃんが生まれてきたようでした。
レスキュー隊の男性(先生かお父さんのよう)が、赤ちゃんを取り出したように見えました。
神聖な映像でした。

現場では言葉にならないくらいの感動だったでしょうね。


昨夜、新潟の本間さんからメールが届きましたのでそのやりとりを下に掲載します。
言葉が足りない部分をここに補充します。

何かが起こったとき、
何をしたかより、何を感じたかが重要だと思う。
アボリジニにも同じ考えがあるんですよ。

いちばんの支援は、こころとお金と返信しましたが、そのわけを少し。
私は普段から、誰かに物をあげるのは滅多にしません。
自分がいくら良いと思ってプレゼントしても、相手もそれが好きだとは限らない。
もらった人は、いらないとも言えず、捨てるに捨てれなくて困ってしまう。
善意だと思ってした行動でも、相手にとっては迷惑になることがままあるから。
だから、私は人に何かあげるときは、よっぽど親しくない限り、食べ物にしています。
食べればすぐなくなるから。
寒い中、被災者の人たちが温かい汁物を食べている姿は幸せそうでした。

こころというのは、
すべてのものを思いやる気持ち、感じること、祈り、

そして、被災した人たちはすなわち私自身であること。
被災者のこころは私たちのこころそのもの。
被災者を思いやることは、私たち自身を思いやること。
他人の幸福を願うことは、自分自身の幸福を願うこと。
他人を見る眼が冷たい人は、自分自身を見る眼も冷たい。


それでは本間さんとのメールのやりとりです。以下。
●新潟の本間です。
みなさん、多大な応援有難うございます。

震災対策について、つい先程まで会議していました。
義援金の受け付け体制は出来ているのですが、物資に関しては、
交通網が麻痺していますし地域によって、欲しいものが異なっていたりしています。
また、ボランティアセンターもまだ本格的には機能出来ていないようなのです。
(今朝も大きな余震がありましたし)

皆さんのお気持ちは大変有り難いのですが、
現状としては、受け入れの態勢が万全な状態とは言い難いのです。

ですが、現地の実働部隊と密に連絡を取り合いながら
より有効な受け入れ態勢を整えているところです。

明日にも、物資 義援金 共にきちんとした案内が出来上がりそうなので、
連絡を貰い次第、メールしたいと思います。

余計なお知らせかも 知れませんが、この気持ちだけ、お伝えしたかったので・・・

これを読んだら、ご面倒でも感想を返信して頂けないでしょうか?
よろしくお願いします。

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本間 靖明 (Honma Yasuaki)
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●まゆみです。
忙しい中メール有難うございます。
現地のことは現地に任せたいと思います。

いいと思ってやったことでも、相手にとっては迷惑になるのはよくあること。

物資の支援は、ハラダさんのメールにもあったように、企業からがいいと思います。
まとまってるし中身がわかりやすいので。
個人の場合は過去の例を見てもごみになる確率がほとんどでしょう。
人によってはごみ同然のものを送ってくる人もいますから。

私は、こころとお金が一番かな、と思います。
お金は場所をとらないし、もらっても誰も困らないし、欲しいものが手に入るから。


●本間です。
気持ちが伝わって、嬉しいです。

迷惑になる事は、よほどの事が無い限り 【無い】と思います。
ただ、おっしゃる通り無駄にならない様に
より有意義に活用させて頂く為に今、みんなで考えています。



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