祝詞って何? 古代の人々は洋の東西を問わず、言葉には精霊が宿り、 その霊妙な力によって人々の幸も不幸も左右すると考 えていた。 その言葉の力の本質を知り、その力を駆使するものは あめつちをうごかすことができる。 それゆえに古代の日本人は、言葉に対する畏怖の念を もっていた。 その言霊のパワーを最大限に取り入れたのが祝詞。 祝詞は元来、神の発する命令の言葉であり、もしくは 天皇が神の資格で発する命令的な言葉である。 神に向かって発する言葉、神を祭るものが神に代わっ て発する神の言葉・・・・・などと解釈されています。 |