沖縄へ移動してきて、もうすぐ3年になります。
                                             2002年1月21日    ふるいちまゆみ


沖縄へ移動してきて、もうすぐ3年になりますが、わざわざ沖縄まで来てくれた方々、お
便りを頂きながら返事を送っていない方々、有難うございます。
私は相変わらずのマイペースで毎日を過ごしています。
(私の場合、過ごすというのはやり過ごすという意味ですが・・・)

現在、私の店の真向いの大きな建て物が取り壊し中です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昔から、私が住む場所、店の周辺は決まって工
事になります。
今の店舗を借りると決めた時も○○さん(大家)にこう言いました。
「私がここを借りると周囲何キロかが、必ず発展していくので工事が増えますよ。一番、
影響を受けるのが真向かいの建てものですよ」
すると○○さんは「前の建てものは昔は良かったけど、今はもう全くだめで何とかならな
いといけないので、良くなればいいですねェ」と・・・
そして数ヶ月後、突然に、真向かいの建てものの取り壊しの話が新聞に大きく載り、○○
さんは大変驚いていました。

そして又、時間と共に周囲の空き店舗は全て埋まり、近所の大きめの店舗では自分の店舗
の面積を四分の一ぐらいに縮小して残りを貸店舗にしてしまったほどです。
この方がよっぽどお金になると思ったのでしょうね。
私の店のすぐ裏では、12階建てのデザイナーズマンションの工事が始まっています。

そのせいか、時々、知らない人から、「まゆみさん、あそこの通りを歩いてくれませんか!」
 「ここの通りを良くしたいから、歩いてくれませんか」と声が掛かります。
停滞した街が動き出し、発展して行くので、皆さんには喜ばれていますが、私は騒音とホ
コリでうんざりです。

去年は久し振りによく絵を描きました。
今も畳一枚ぐらいの大きさの板にペンキで絵を描いています。
「お金がたくさん入ったら、絵の具をいっぱい買って絵を描きたいなあ」と話したら、友
人に笑われてしまいました。

つい最近、店の外側のベランダ部分に塀を作りました。
台風の風除けと沖縄の強い陽除けと工事のホコリ除けを兼ねて作りました。
又、以前とは違った雰囲気になりました。
以前から、お客様に何の店だか、わからないと云われていたのにもっと、わからなくなる
でしょうね。
先日も男性が入ってきて、「何の店ですか?」と聞かれて、ちょうどその時居合わせた友人
が「見ての通りです」と返事すると、その男性は不思議そうな目で遠慮がちに店内をそぉ
〜っと見て帰って行きました。

私の店はとても美しいです。
でも世間では「上等すぎる」とか「敷居が高いので入りにくい」とか云われているそうで、
店の存在だけは非常に有名みたいです。
友人はこんなことを云って慰めてくれます。
「まゆみさん!きれいな水に魚は住めないって云うからね!」
確かに店内に入ってきたひとは皆、「空気が全然違う」「いい匂いがする」「ものすごく落ち
着きますね」「うわあ、きれい!」「うわあ、可愛い」「すごい空間ですね」とか色々云って
誉めてくれるのですが、お誉めの言葉と店の経営は決して比例していない。
という理由でよく絵を描いています。
お店は美しくて、暇だけど、時間がいっぱいあるので、絵を描いたり、Tシャツのプリント
を描いたり、ポストカードを作ってみたり、あれこれ、工夫することを考えたり出来たの
で、去年はとても良い年だったと思います。
私以外の友人達の仕事は皆、順調ですから安心して下さい。
これだけでも私としてはうれしいです。

今年の元旦の朝の夢に私の故郷と思える河が出てきて(生まれた場所か魂の故郷なのか
わからない)その河をみた途端、感動で涙が出て、涙が出て止まりませんでした。
めずらしく自分自身の夢だったのでとても印象に残っています。

4日の朝は今年を含めてこれからの予想の夢
"二人の喧嘩が戦争に発展してゆく"です。
16日の朝は外国で起きる大きな地震の夢


体験できないリアルな世界の夢をみていますが、遠く離れている皆様にその都度、お伝え
出来なくて、共有できなくて、残念、残念。

夢の中で100%を体験し、この世界に100%を求めている私はいつも この世とあの
世の境目に居ます。


皆様にもたいくつしのぎとして、最近書いたものを送りますので読んでみて下さい。
98年に書いたメッセージがまだ手元にあるようでしたら、もう一度、読み直して下さい。

又、いつになるか、わかりませんが、便りを届けます。



追伸:沖縄に住みはじめてすぐ、道を歩いている時に
時間と空間が同じだ、ということを体験しました。
でもどうやって言葉にして伝えていいのかわかりません。


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