月別アーカイブ: 2015年7月

「伝言178」

 

アヌの伝言

取り繕うこともせず
いのちの重さに関係なく
生きとし生けるその時に
神と見間違うほどの
光り輝く雨が降る
油断してはならず
神の生け贄になろうが
なるまいが
それは たいしたことではない
神に選ばれた者が
歩む いばらの道
ときとしてそれは逆さまになり
頭上に落ちる時もある

2015/05/17

 

「伝言176」

 
神は微動だにせず

2015/04/09 (木) 16:57

いきる(り?)立つもよし
流されるもよし
神は生きながら死にゆくもの全て愛しき者よ
時は鐘なり
うちでのこづちを鳴らすものに
災いあり
災禍のほまれに身を委ねる者よ
神の愛しき我が子らに災いの祝福あれ

17:04

せんべつの言葉も分け与えることなく
宇宙の闇に散ったものたちよ
我はかしづき首を垂れる

17:07

我は滴のごとく
微動だにせず

17:09

我は在りて在るもの
たがいの違いも知らず
花のように散りゆくもの
散りながら生きるもの
循環するものに涙は無用

17:15

神は君に包まれる

17:24